文字盤マニュファクトリー

  • グラスヒュッテ・オリジナル文字盤マニュファクトリー

    芸術家とキャンバスについて

24/10/2017

グラスヒュッテ・オリジナルは、独自の文字盤を製造している稀有なウォッチメーカーの一つです。グラスヒュッテ・オリジナルの非常に洗練された文字盤は、フォルツハイムから 600 km 離れたところにある自社の文字盤マニュファクトリーで製造されています。 

Dials in making

デザイン + ブランク

文字盤のデザインと素材が決まったら、金細工職人と文字盤スペシャリストからなるチームが製造を開始します。フォルツハイムの文字盤メーカーは、独自の文字盤ブランクを製造できる希少なメーカーの一つでもあります。モデルに応じて、ブラス、ジャーマンシルバー、ブロンズ、ゴールドなどの異なる素材が用いられます。

フライス加工、ドリル加工、表面加工

文字盤ブランクが製造され、最初のフライス加工とドリル加工が終わったら、これをムーブメントに正しく取り付けることができるよう、いわゆる「足」が文字盤に取り付けられます。続いて、研磨とポリッシュ仕上げが表面に施され、モデルによってはさらに追加処理が施されます。

ガルバニック加工 & ラッカー

時計のデザインに応じて、ガルバニック加工やラッカーを表面に施すことで、各種文字盤に個性と「表情」が与えられます。ガルバニック加工の場合は、電気分解によって金属素材 (シルバーやルテニウムなど) が均一に表面に形成されます。ラッカーの場合は、手作業で均一に表面に噴霧してから、1 ~ 2 時間、窯に入れて乾燥させます。

プリント加工

最終工程における困難なステップの一つとなるのがプリント加工です。いわゆるパッド印刷の方法では、シリコンまたはラバー製の風船状の道具を使用し、「ネガ」からインクを拾います (ネガによるエングレービング)。インクを乗せた文字盤は、その後 30 分間放置して乾燥させる必要があります。プリント工程全体は手作業によって管理され、クリーンルーム条件下での作業となります。特に複雑な文字盤 (グランド・コスモポリト・トゥールビヨンなど) になると、12 種類のプリントを順番に重ねていく必要があります。

アップリケ

文字盤の製造に関する作業の大部分は、アップリケや宝石の入念なセッティングでも、スーパールミノバの塗布でも、手作業で実施します。

  • サンレイ仕上げ

    装飾的なサンレイ仕上げは、回転真鍮ブラシを用いて施されます。

  • この装置の設定と操作は手作業で行い、規則的な回転は小型モーターが受け持ちます。

  • 円形仕上げ

    円形仕上げ (別名「ビニール」パターン) は、旋盤を用いて実施します。旋回工具を用いて、回転する文字盤ブランクから細く筋状に金属を削り取ることで、細かい溝のパターンが生まれます。

  • このパターンは、特に、多くのパノモデルに見られるようなサブダイアルの装飾に使用されます。

  • マザー・オブ・パール

    マザー・オブ・パールの文字盤は、必ず 1 ピースとして貝から切り出し、その厚さはわずか 0.4 mm です。カミソリのように薄いこの素材が割れるのを防ぐため、やはり厚さわずか 0.4 mm のブラスまたはジャーマンシルバー製ディスクの上に取り付けます。さらなるカラー効果を生み出すには、文字盤とそのサポートとの間にブルーやピンクなどのラッカーを追加します。こうすることで、マザー・オブ・パールから色が透けて、特別な色の輝きが備わります。

  • ムーンディスク

    機能と美しさが融合したムーンフェイズ表示も、この文字盤マニュファクトリーで製造されます。基本となる素材は、ブロンズまたはジャーマンシルバーです。最初にガルバニック加工によって深みのあるブルーの夜空を作り出し、その上にシルバーまたはゴールドの星を置きます。ついで、フライス工具を使って 2つの月を切り出し、凸状にします。さらに、特殊なダイヤモンド製のフライス工具を使って「月」の表面を仕上げ、独特な輝きを確保します。

  • センスと情熱をもって

    マニュファクトリーはグラスヒュッテ・オリジナルの魂です。マニュファクトリーこそ、熟練の技術、情熱、経験によって高品質の時計を制作する場所です。

    マニュファクトリーについてのより詳しく
  • 1845年以来の卓越の印のもとで

    グラスヒュッテ・オリジナルは、最高レベルのドイツ時計製造技術を体現しています。 卓越性と創造性の文化が何世代もかけてここで確立されました。これが今日でも当社にインスピレーションを与え続け、革新と新製品開発に駆り立てます。

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